| 厚生労働省の「医師の需給に関する検討会」が19日開かれ、将来的に、国内全体で必要な医師数を確保できるとする報告書案について大筋で了承した。
報告書案ではまず、長時間労働となっている医師の勤務時間を週48時間に短縮した場合、2004年段階で、医師不足を9000人と推計した上で、将来の需給見通しを試算した。
それによると、40年には31万人の医師が必要になるのに対し、医師数は、現在のペースで増加することを前提にした場合、35年ごろから32万人程度で安定すると予測。ただし、40年に入院医療の需要は現在の1・4倍になるのに対し、開業医は増え続けるものの、病院勤務医の数は頭打ちになるとみられ、「病院に大きな負荷が生じる可能性がある」と指摘した。
また現在、診療科や、地域による医師偏在について問題となっているが、医学部定員の総数を増やして対応することについては、「医師の養成には時間がかかり、多額の国費も投入される」として否定する一方、緊急課題として「効果的な施策を講じることが必要」とした。
(読売新聞)
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